産業看護師の役割@メンタルヘルス対策

産業看護師の役割「メンタルヘルス対策」

厚生労働省の調査によると、日本の自殺者数は1998年以降、3万人を超える数を記録しています。おそらく、「自殺」と明らかになっていないケース(事故扱いや、親族が隠しているケースなど)を含めると、実際にはこれ以上の人数の自殺者がいると言われています。このうち「勤労問題」が原因で自殺に至ったとされたケースも数多くなっているのですが、メンタルヘルス対策に真剣に取り組んでいる企業になればなるほど、「勤労問題」が原因で自殺に至るケースが少ないことも、判明しています。

 

産業看護師の役割は、企業の従業員の様子の変化に気付くことで、早期にメンタルヘルスケアの開始につなげることといえるでしょう。たとえば、健康相談を受け付けること、相談しやすい雰囲気づくり、あるいは、アンケートなどによる過労のチェック、ストレスチェックを行うことで、一人一人の変化に気付くとともに、職場ごとに改善するべきことはないのかを、考えていくことが大切です。

 

現在のところ、企業内医務室を運営するのに、産業看護師1人〜2人という体制のところも多いですし、産業医が常駐しているケースは少ないです。そのため、従業員の日常を見守り、変化に気付くことは産業看護師に期待されるところが大きいのです。

 

もしも、長期の休養が必要な従業員がいる場合には、安心して休養できるよう、患者や家族へのサポートをすること、職場への復帰をスムーズに進められるようサポートすることも、産業看護師の大切な役割です。

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