産業看護師として働くならどんな企業を選ぶべき？

一般企業内の医務室・診療所に勤める産業看護師に興味をお持ちの方も多いのではないでしょうか。夜勤もなく日勤のみ、土日祝祭日がほとんど休みでお給料も良いと言われていますから、病院に勤務するよりもたくさんのメリットを受けられそうな気がしますよね。もちろん、企業によって経営方針なども異なってきますし、社員の人数や会社の規模なども違ってきますから、仕事の内容にも差が生じてくるのは言うまでもありません。

産業看護師を目指す方はどんな企業に焦点を当てて求人探し・転職活動を進めて行けばよいのでしょうか？
まずは、企業の特徴を掴み、その企業が自分に合っているのかしっかり考えていく必要があります。

例えば、企業全体の規模が大きければ大きいほど、社員を多く抱えていることも多い傾向にあります。社員数が多いということは、産業看護師が健康管理の対象とする人数も多くなると言えますから多忙を極めてくるでしょう。場合によっては残業を余儀なくしなくてはいけないことも出てくるでしょうし、デスクワークも必然的に多くなりますから、パソコンを使っての業務も多くなるでしょう。

また、できるだけ大きな規模の企業の方が福利厚生も充実していて待遇が良いイメージがありますが、十人十色と言われているように、規模が大きい企業なら何でも良いかと言えば実際には違います。経営方針などがしっかりとしていて社員の事を考えた福利厚生が設けられていたりする企業であれば安心して働くことができるでしょうし、社会貢献をしたいと思う気持ちも芽生えてくるはずです。自分の産業看護師としての仕事に対するモチベーションと企業の方針がマッチしているのかどうかも、大変重要なポイントとなってくることをしっかりと覚えておきましょう。