産業看護師は将来性がある仕事?一般的な看護師の職場と徹底比較
医療機関との比較
看護師が勤務する職場といえば、やはり病院やクリニック、健診センターなどの医療機関が一般的ですが、医療機関は高齢化社会なので、需要も高くて将来性のある仕事だと言われています。しかも深刻な看護師不足なので、随時求人を出しているような病院やクリニックもよくあります。それに対して産業看護師はどうなっているのでしょうか。
産業看護師はあくまで民間企業なので、当然業績が悪化すれば、倒産や吸収合併の可能性もあるのですが、それは病院やクリニックであっても同様です。よって職場だけで将来性を比較すると、医療機関も民間企業も同じと言えるでしょう。では、個人の待遇について比較してみると、やはり産業看護師の方が待遇はよくなっていることが多いと言えます。
よって個人的な面で将来性をみた時には、体力的にも精神的にも産業看護師の方が恵まれていますし、待遇もよくなっていることが多いので、将来しっかりと貯金をして、老後に備えるという点では産業看護師の方がおすすめできます。その分就職するのが難しくなっていることも覚えておきましょう。
介護施設との比較
医療機関を除けば介護施設の求人が次に多くなっている看護師の職場ですが、介護施設と民間企業で勤務する看護師を比較した場合、どちらの方が将来性がある仕事と言えるでしょうか。医療機関と同じく、介護施設も高齢化社会には欠かせない存在となっているので、今後求人も増えるでしょうし、倒産する可能性も低いと言えるでしょう。
よって職場だけで比較してしまうと、やはり介護施設の方が将来性という点では上回っているのですが、介護施設は仕事によって給料が低くなっていることも珍しくはありません。中には夜勤や残業がない職場もあるので、給料面では産業看護師の方が明らかに恵まれているのが現状です。やはり個人的な将来ということを考えると、看護師の平均的な給料を上回っている産業看護師はかなり将来性があると考えられるので、応募希望者が増えるのが当然と言えるでしょう。