産業看護師が「やりがいがある仕事」と言われるのはなぜ？

産業看護師は、同じ企業で働いている社員の健康管理及び安全を守ることが仕事となります。また、病気やけがにつながらない、予防といった観点からも社員に対してアドバイスをしたり、指導をすることも業務の一環となりますから、今までのような病院勤務とは違ったやりがいを感じられる職種の一つです。また、病院に勤務していた時のように周囲には看護師だらけということはほとんどなく、産業看護師などと連携を取りながら数名で何十人、何百人という社員の健康管理を行っていかなくてはいけませんから責任重大となります。

しかしながら、産業看護師としての専門的なスキルを身につけることができますし、従業員と個々に関わり合うことによってコミュニケケ―ション能力もアップしますので、病院勤務では得られることができない知識や技術を身につけることができます。2〜3名での業務となってきますので、自ずと団結力が生まれ、それぞれをサポートしながらの業務となってきますから、大変やりがいを感じることができる仕事と言って良いかもしれません。

また、一般企業に勤めるということもあって社会のマナーや常識も身につけることができます。企業の一員として企業の名を汚さないよう自身でも注力することに力を入れるようになってきますので、「自分がいなければ」「私がやらなくては」という責任感も自ずと生まれてきます。このように、産業看護師は病院勤務とは違ったやりがいや責任感があり、勤務経験が長くなればなるほどそれを実感することができるようになるでしょう。