面接の心構え・準備【産業看護師への転職を成功させるための採用対策】
企業の医務室や健康管理室で働く産業看護師への転職は、希望する人の数に対して求人が少ないので、高倍率になりがちです。そのため、どのような準備をしたらいいのだろうと面接を不安に思っている人も多いでしょう。
しかし一番大切なことは、どんな仕事の面接でも、基本は同じということです。まず、第一印象が大切なので、清楚な面接にふさわしい服装、髪型でのぞみましょう。それから、志望動機は必ずきかれることなので、よく考え、しっかり頭に入れておきましょう。
産業看護師への転職を希望する人は、企業の一員になるんだという、心構えで面接に望みましょう。つまり、自分にはどんなスキルや経験があり、それが、どのようにその企業で役立つのかという点がアピールポイントになります。また、多くの企業の中で、どうしてここを選んだのかというのも、企業の気になるところです。単に産業看護師の求人があったから応募したと思われないように、企業の情報に関してはよく調べておきましょう。
製造業なのか、サービス業なのか、従業員の平均年齢はどれくらいか、などを知ることによって企業が健康管理においてどのような点を重視しているのかがわかります。例えば、サービス業であれば、仕事中に起きる怪我よりも、ストレスによるメンタルヘルスの維持が課題となるでしょう。中年層が多い企業では、生活習慣病の予防、及びコントロールが必要とされているでしょう。このように、面接時に質問が想定されるような健康問題のテーマに関しては、事前にしっかり復習しておきましょう。
産業看護師に転職すると産業医などと共にチームで連携して、健康管理に取り組むことになります。また日頃からの従業員個人や、人事を初めとした企業の各部門との密な情報交換が求められます。そのためのコミュニケーション能力を、担当者は面接時にみることになります。転職の面接のときは、質問を的確に理解し、自分の言葉ではきはきと答えることが大切です。
