大手企業が出す産業看護師の求人・募集を分析

産業看護師の求人・募集は基本的に、大手企業から出されるというのが一般的となっています。最近では従業員の健康管理に気を使う企業も増えて来てはいますが、中小企業ではまだまだ、看護師を置くほどの余裕がないというのが実状となっています。そのため産業看護師の職場は、誰もが知っているような、大手企業になる場合が多いということが言えるでしょう。

産業看護師の求人・募集は、大手企業が直接行う場合もあれば、派遣会社を通して行われるという場合もあります。直接雇用の場合では正社員や契約社員といった雇用形態が一般的となっており、派遣の場合では時給制で、期間限定の雇用になる場合が多くなっています。どちらかと言うと派遣は、定期健康診断の時期など、人手が必要となる際に求められるといった傾向があるようです。

大手企業で産業看護師として働くメリットとしては、看護師でありながら、有名企業のOLとして働くことができるといったことなどがあげられるでしょう。勤務時間は他の従業員と同様、午前9時頃〜午後6時頃までとなるのが一般的となります。残業などはほとんどなく、もちろん病院のような夜勤もありません。土・日祝日は休みとなり、企業カレンダーに合わせて、お盆休みや正月休みも取ることができます。病院と比較しても、規則正しい生活を送ることができるというのは、メリットが高いと言えるでしょう。また福利厚生などの待遇面でも、厚遇されるケースが多くなっています。

しかしながら大手企業の産業看護師の求人・募集は、頻繁に行われているというわけではありません。一つの職場につき看護師の配置は1〜2名程度というが一般的となっているため、求人・募集を見つけること自体が難しいと言えるでしょう。また1人で数十人〜数百人の従業員の健康管理を任されることから、それなりの経験や能力も求められることとなります。そのため新卒や新人看護師では、難しいというのが実状だと言えるでしょう。